ビットコインの証拠金維持率とは?レバレッジ取引でロスカットされる仕組みを初心者向けに解説

ビットコインの証拠金維持率とは?レバレッジ取引でロスカットされる仕組みを初心者向けに解説

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ビットコインのレバレッジ取引は、少ない資金で大きな取引ができる一方、仕組みを理解していないと一瞬で資金を失う危険性があります。特に重要なのが「証拠金維持率」という指標です。この維持率を正しく理解していないまま取引を行うと、価格がわずかに動いただけでも強制ロスカットが発生することがあります。

本記事では、ビットコインの証拠金取引における証拠金維持率とは何かを初心者向けに解説し、レバレッジ別の具体的な証拠金例を数字で示しながら、ロスカットが起きる仕組みをわかりやすく説明します。

ビットコイン価格は1BTC1,000万円以上の価値に

2026年1月時点のビットコイン価格は、1BTCあたりおよそ9万ドル前後で推移しています(ドル建てで約88,000〜95,000ドルの範囲)。

この水準を日本円に換算すると、1BTCを現物で購入するためにはおよそ1,300万円〜1,400万円前後の資金が必要という計算になります(為替や取引所価格によって多少の変動あり)。

つまり、2026年1月現在の現物取引で1ビットコインを買う場合は、約1,300万円以上の資金を用意する必要があるというイメージです。

ビットコインの証拠金取引とは

証拠金取引とは、自己資金を担保として取引所から資金を借りる形で、実際の資金以上の取引を行う仕組みです。たとえば10万円の証拠金で10倍のレバレッジをかけると、100万円分のビットコイン取引が可能になります。

この仕組みによって、相場が思惑通りに動けば大きな利益を得られますが、反対に動いた場合は損失も同じ倍率で拡大します。その損失管理のために設定されているのが、証拠金維持率です。

レバレッジ取引とレバレッジなしの普通のビットコイン購入の違い

ビットコインを買う方法には、大きく分けて「レバレッジを使わない普通の購入」と「レバレッジ取引」の2種類がありますが、初心者の方はこの違いが分からないまま取引画面を見てしまい、同じ「ビットコイン取引」だと誤解してしまうことが少なくありません。

レバレッジを使わない普通のビットコイン購入とは、いわゆる現物取引のことです。たとえば10万円分のビットコインを買えば、価格が上がればその分だけ資産が増え、下がれば減りますが、損失はあくまで購入した10万円の範囲に限られます。ビットコインの価格がどれだけ下落しても、追加の支払いを求められたり、強制的に売却されたりすることはありません。この取引方法は、ビットコインを「資産として保有する」感覚に近いものです。

一方、レバレッジ取引は仕組みがまったく異なります。少ない証拠金を担保にして、実際の資金以上の金額でビットコインを売買する取引であり、価格の変動が証拠金に何倍にもなって反映されます。利益を大きく狙える反面、価格が不利に動くと短時間で証拠金が減少し、一定水準を下回った時点で強制的に決済される仕組みが組み込まれています。

このように、現物取引は「買った分だけ保有する取引」であるのに対し、レバレッジ取引は「借りた資金を使って取引する金融商品」に近い性質を持っています。同じビットコインという言葉が使われていても、リスクの大きさや仕組みはまったく別物であることを、最初に理解しておくことが重要です。

証拠金維持率(Maintenance Rate)とは何か

証拠金維持率とは、現在の口座資産が、取引を維持するために必要な最低限の証拠金をどれだけ上回っているかを示す割合です。一般的には、口座残高や含み損益を加味した純資産を、必要証拠金で割った数値として計算されます。

この維持率が一定水準を下回ると、取引所はリスク管理のために強制ロスカットを行います。つまり、証拠金維持率は「このまま取引を続けてよいかどうか」を判断する安全装置の役割を持っています。

レバレッジ別に見る証拠金の具体例

ここでは、ビットコイン価格を1BTC=500万円と仮定し、レバレッジごとの証拠金を具体的な数字で見ていきます。

まず、1BTC分の取引を行う場合、レバレッジをかけない現物取引では500万円の資金が必要です。しかし、レバレッジを使うと必要な証拠金は大きく変わります。

レバレッジ2倍の場合、必要証拠金は約250万円です。価格が10%下落すると、含み損は50万円となり、証拠金は200万円相当まで減少します。

レバレッジ10倍の場合、必要証拠金は約50万円になります。この状態で価格が10%下落すると、含み損は50万円となり、証拠金はほぼゼロになります。つまり、10%の値動きだけで強制ロスカット水準に到達する可能性があります。

さらにレバレッジ100倍の場合、必要証拠金は約5万円です。この場合、価格がわずか1%下落しただけで約50万円相当のポジションに対して5万円の損失が発生し、即座にロスカットされる水準に近づきます。

1BTCあたり1,300万円前後にまで達した2026年だとレバレッジ取引も選択肢

1BTCあたり1,300万円前後にまで達した2026年だとレバレッジ取引も選択肢

かつてビットコインが1BTCあたり500万円前後で推移していた時期には、現物取引であっても数百万円の資金を用意すれば、1ビットコインをそのまま購入することが現実的でした。この水準であれば、レバレッジを使わずに現物として保有するという選択肢も、多くの個人投資家にとって検討可能なものでした。

しかし2026年1月現在では、ビットコインの価格は当時の水準から大きく上昇し、1BTCあたり1,300万円前後にまで達しています。これは、500万円で購入できた時期と比べて、およそ2倍以上の価格水準です。この価格帯になると、現物で1ビットコインを購入するためには相応のまとまった資金が必要となり、初心者や個人投資家にとっては心理的にも資金的にもハードルが高くなってきます。

こうした背景から、現物取引では手が届きにくくなったビットコインに対して、少額の証拠金から取引できるレバレッジ取引、いわゆるビットコインFXに関心を持つ人が増えています。レバレッジ取引であれば、現物価格が高騰している局面でも、比較的少ない資金でビットコイン価格の値動きに挑戦することが可能になります。ただし、その分リスクも大きくなるため、証拠金維持率やロスカットの仕組みを正しく理解することが不可欠です。

なぜ証拠金維持率が下がるとロスカットされるのか

取引所が強制ロスカットを行う理由は、利用者の損失をこれ以上拡大させないためだけではありません。価格が急変した際に、証拠金を超える損失が発生すると、その損失を取引所側が被るリスクがあるためです。

そのため、証拠金維持率が一定水準を下回ると、利用者の意思に関係なくポジションが決済されます。相場が急落した場合には、想定よりも不利な価格で決済されることもあり、これが「一瞬で資金を失う」と感じられる原因になります。

初心者が維持率で失敗しやすいポイント

初心者がよく陥るのが、レバレッジ倍率だけを見て取引額を決めてしまうことです。証拠金維持率を確認せずにポジションを持つと、相場の小さな上下動でもロスカットラインに近づいてしまいます。

また、「少し下がっても戻るだろう」と損切りをせずに放置した結果、急な価格変動で一気に維持率が低下し、逃げる間もなく清算されるケースも少なくありません。

ビットコインのレバレッジ取引で重要な考え方

レバレッジ取引では、どれだけ利益を狙うかよりも、どこまで耐えられるかを先に考えることが重要です。証拠金に余裕を持たせ、レバレッジを抑えることで、証拠金維持率は安定しやすくなります。

特に初心者の場合は、高レバレッジでの一発勝負ではなく、価格変動に耐えられる範囲で取引を行うことが、長く市場に残るための基本姿勢といえるでしょう。

まとめ

ビットコインの証拠金維持率は、レバレッジ取引における最重要指標のひとつです。レバレッジが高くなるほど、必要証拠金は少なくなりますが、その分、わずかな価格変動でロスカットに近づきます。

数字で見て理解することで、なぜ高レバレッジ取引が危険なのかが明確になります。ビットコインのレバレッジ取引を行う際は、証拠金維持率を常に意識し、資金管理を最優先に考えることが不可欠です。

ただし!日本の証券会社の場合には万が一一気にビットコイン価格が乱高下して証拠金維持率がゼロ、つまり、証拠金以上に損失が膨れ上がってしまった場合、その損失分は追加証拠金として請求されてしまいます。これで FX で借金するという人が出てくるわけです。

しかし、海外の FX 会社を使用した場合には、ゼロカット方式という、損失(含み損)が証拠金より膨らんでしまった場合にも自動で強制決済され、さらに強制決済の際に証拠金以上の損失がしてしまったとしても、それ以上の追加証拠金を求められることはないという仕組みを取っています。ゼロカット方式を採用している FX 会社であれば、損失は限定的で、大きなリターンも期待できるので、ハイレバレッジで狙うならば海外FXがおすすめです。

例えば、最大手だと「XM」という会社が有名で歴史も長く安心感が高いです。 

また、最近だと低スプレッドでFX人生が変わる、歴史あるVantageグループの最新FXブローカー「Ultima Markets」もスムーズでおすすめできます。

この記事を書いた人

投資家こより

koyori

副業投資家。株から始め、FX、仮想通貨、副業で資産を築いた。そのノウハウを共有すべくブログを立ち上げ。最新の暗号資産・仮想通貨・FX取引環境・自動売買システムなど、資産を増やすコツや情報を配信。