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Zaif、ハッキング被害額67億円…フィスコ買収へ

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9月20日、国内仮想通貨取引所Zaifがハッキング被害に遭っていたことが明らかになりました。

ホットウォレットに保管していた顧客資産(47億円)と会社資産(22億円)の合計67億円相当がハッキングによって外部に不正流出しました。

被害にあった仮想通貨はビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、MONA(モナコイン)の3種類です。

9月28日には、新規ユーザーの一時停止を発表しています。

こより
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今回、JASDAQ上場企業である株式会社フィスコによるZaif買収の話もあるので、その辺りの話も含めて解説していきます。

Zaif公式によるハッキング被害報告


ハッキングにより盗まれた仮想通貨はビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、モナコイン(MONA)の3通貨。総額にして約67億円相当分が不正流出しました。

ハッキング発覚の経緯

不正アクセスは14日の17時頃〜19時頃に行われ、17日にサーバー異常を感知、18日にハッキングを確認したとのこと。

不正流出した67億円、犯人のアドレスから次の内訳が想定されています。

  • ビットコイン:5966 BTC = 42億9500万円
  • ビットコインキャッシュ:42327 BCH = 20億5200万円
  • モナコイン:6236810 MONA = 6億3800万円

ハッキング被害額67億円相当分の顧客補償

こより
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気になるのはやっぱり、盗まれた分の補償があるのか?全額補償なのか?補償は仮想通貨・キャッシュどっち?という所だと思います。

結論から言うと、補償の準備はできているけど全額補償とは限らないし、仮想通貨で補償されるのか、キャッシュで補償されるのかも明確にはなっていません。

Zaifからの発表は次のようになっています。

提供を受けた資金により、消失した仮想通貨を調達し、お客様の資産に被害が及ばないように準備を行う予定です。

冒頭にある「提供を受けた資金」の提供元とは、Zaifの買収に乗り出している株式会社フィスコです。

「消失した仮想通貨」を取り戻そうとしているのか、「消失した仮想通貨相当分」を買い戻そうとしているのかも、この文章ではわかりません。

わかっているのは、フィスコがZaifに約50億の金融支援をすることで、今回ハッキング被害にあった67億円相当分の補償に充てようとしていることだけです。

調達できなかった場合はどうするのか?という疑問もあります。

コインチェックが発表した補償方法のように、わかりやすくしてほしいものです。

以下、コインチェックが発表した補償方法

1月26日に不正送金されたNEMの補償について

総額 : 5億2300万XEM
保有者数 : 約26万人
補償方法 : NEMの保有者全員に、日本円でコインチェックウォレットに返金いたします。

フィスコがZaifを買収する方向へ

弊社は、本日(平成30年9月20日)、JASDAQ上場企業である株式会社フィスコのグループ企業である株式会社フィスコデジタルアセットグループの子会社を通じて、弊社に対して、50億円を提供する金融支援、弊社の株式の過半数を取得する資本提携、過半数以上の取締役及び監査役の派遣、を検討する内容とする基本契約を締結するに至りました。

フィスコのプレスリリースでは、以下の内容が確認できました。

  • 金融支援の金額50億円
  • 最終的な株式シェア過半数以上
  • 過半数以上の取締役の派遣および監査役1名の派遣

フィスコがテックビューロの過半数の株式を取得することによって、実質Zaifはフィスコの傘下に入ることになります。

Zaif支援交渉劇の舞台裏、フィスコ田代社長の独占取材動画

カイカと基本契約を締結

弊社は、本日、株式会社カイカ(JASDAQ上場,証券コード2315)との間で、弊社に対して、セキュリティ向上のための技術提供を内容とする基本契約を締結するに至りました。

テックビューロは、株式会社カイカと技術提供を内容とする基本契約を締結し、セキュリティ強化とサービス再開に向けて動いています。

銀行・証券・保険・物流・情報サービスなど多くの業種において、システムの構築をサポートしている株式会社カイカ。

仮想通貨交換所システムも提供していることから、一刻も早い入出金の再開に期待が持てると言えます。

仮想通貨の入出金について

こより
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21日現在、仮想通貨の入出金は一部停止のまま

仮想通貨の入出金が停止しているのは、以下の11種類になります。

  1. ビットコイン(BTC)
  2. ビットコインキャッシュ(BCH)
  3. モナコイン(MONA)
  4. ZAIF
  5. XCP
  6. BCY
  7. SJCX
  8. FSCC
  9. PEPECASH
  10. CICC
  11. NCXC

日本円の出金やイーサリアム(ETH)、ネム(XEM)は通常通りに出金できるので、今のうちにウォレットや他の取引所に移しておくことを、わたし個人的にはおすすめします。

実際にネム(XEM)をZaifで利用していたわたしは、すぐNanoWalletに移しました!

NanoWallet(ナノウォレット)の作成方法!入金・送金方法を解説!!今回は、ネム(NEM/XEM)が公式サイトで推奨しているウェブウォレットであるNano Wallet(ナノウォレット)の作成方法と使い方...

出金が停止している仮想通貨に関しては、一度ポジションを解消して円(JPY)に戻すという方法があります。

円(JPY)の出金は可能なので、この方法でZaifから資金を抜くことは可能です。

Zaif経営陣は退任する方針

弊社の現経営陣は、本件に関して全力で対応をさせていただき、お客様の資産を保全することに尽くし、過半数の支配権を取得するフィスコグループの経営陣に引継等をする責務を全うした場合、経営責任として弊社の役員を退任する方針です。

今回のハッキング被害での不祥事に対して、フィスコの傘下に正式に決定し責務を全うした後に、Zaif役員は退任する方針とのこと。

この影響で、COMSA事業への注力も散漫となり、いままで以上にCOMSAの開発・運営が厳しい状況になることが明白となりました。

Zaif・フィスコの今後について

こより
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ここからは、Zaifが正式にフィスコの傘下に入ったと仮定した場合の話をしていきます。

まず、そもそもなぜフィスコがZaifを買収しようとしているのか?そのメリットは何なのか?

フィスコがZaifを買収するメリット

一番は、Zaifが持つ知名度とユーザー数!

正直フィスコが運営するフィスコ仮想通貨取引所は、まだまだ知名度は低いのが現状です。

もしZaif買収に成功すれば、知名度の低かったフィスコ仮想通貨取引所を運営するフィスコが、取引高や口座数ベースで国内トップ級の取引所に躍り出ることができます。

ただ、「Zaif仮想通貨取引所とフィスコ仮想通貨取引所を合併させる考えない」とのこと。

買収が成立した後も、それぞれ独立した形で運営していくとのこと。

その背景には、仮想通貨取引所としてのターゲット層が違うからだと思われます。

フィスコは法人口座向け、Zaifは個人口座向け

フィスコ仮想通貨取引所の知名度が低いひとつの要因として、ターゲット層が法人口座向けということがあります。

Zaifを買収した後も、いままでの方向性は変えずにZaif仮想通貨取引所とフィスコ仮想通貨取引所を、それぞれ独立した形で運営する意思をみせています。

イーサリアム(ETH)やリップル(XRP)の上場を検討

フィスコ仮想通貨取引所は新システムへの移行が完了した契機で、イーサリアム(ETH)やリップル(XRP)など、取扱い通貨を増やす予定です。

Zaif仮想通貨取引所で取り扱っている仮想通貨は、金融庁の指導がない限り現状のまま全ての仮想通貨を取り扱う予定であるとしています。

Zaif、ハッキング被害額67億円…フィスコ買収へ・まとめ

Zaifのハッキングは起こるべくして起きた、みたいな所があったのでわたし個人的にはあまり驚いていないですし、これをきっかけに体制が整うのであれば、今後にためにはプラスになったと思います。

もちろん、ハッキング被害額の全額補償はしてもらわないと困りますが!

株式会社フィスコはJASDAQ上場企業であり、社長の田代昌之氏は金融業界出身で金融商品取引法(金商法)にも詳しく、経営者としては申し分ない経歴の持ち主なので、今後の展開が非常に楽しみでもあり、注目の取引所になる予感がします。

取引所のハッキングって最悪の悪材料のはずなのになぜか急騰する仮想通貨市場(笑)

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こより
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投資家兼ブロガーです。 2017年5月に仮想通貨に出会い、同年10月末にブログを立ち上げました。 「わかりやすく・読みやすい」仮想通貨ブログを目指して運営しています! Twitterでは毎日情報発信しています!是非フォローして下さいね。 ➡こよりのプロフィールと当ブログ
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