追証・強制ロスカット基準は各取引所によって異なります。
- 国内取引所6社・海外取引所2社比較
- 各仮想通貨取引所の追証・強制ロスカット基準がひと目でわかります
国内仮想通貨取引所6社・海外仮想通貨取引所2社の追証・強制ロスカット基準を表にまとました。
追証・強制ロスカットは、基準(証拠金維持率)が高ければ高いほど執行されやすいので基準が高い取引所を利用する時は要注意です。
追証・強制ロスカット比較早見表
追証 | 強制ロスカット | |
ビットフライヤー | 80% | 50% |
ビットポイント | なし | 100% |
GMOコイン | なし | 75% |
DMM.Bitcoin | なし | 80% |
Zaif | なし | 30% |
Liquid | なし | 110% |
ビットメックス | なし | 50% |
クリプトGT | なし | 100% |
追証なしとなっている取引所でも、急な相場な変動でマイナスになり不足金が発生する場合があります。
ただし、海外取引所のビットメックスとクリプトGTに関しては追証がない上、ゼロカットシステムを採用している為、急な相場の変動で証拠金維持率が下がっても不足金が発生するリスクはありません。
借金リスクゼロで安心してトレードしたい場合はビットメックスとクリプトGTがおすすです。
BitMEX(ビットメックス)とCryptoGT(クリプトGT)どっちがいいの?
追証とは

証拠金維持率◯%未満で執行される、ロスカットの前段階の強制決済機能です。
証拠金維持率が◯%未満になると、未約定の新規注文(指値で入れてた注文とか)は全て取り消され、その上で証拠金維持率を◯%以上になるように、◯月◯日までにお金を入れてください。という内容です。
そのまま証拠金維持率が上がらなければ、強制決済されます。
ただし指定された日時までに相場が急変し、◯%以上になればお金を入金する必要はありませんし、強制決済されることもありません。
もちろんお金を入金して強制的に証拠金維持率を上げる方法もあります。
仮想通貨取引所の『追証・強制ロスカット』とは?【仕組みについて画像付きで解説】で、具体的な例を挙げて解説しています。
強制ロスカットとは

証拠金維持率◯%未満で執行される、全ての取引所に備わっている強制決済機能です。
証拠金維持率の◯%未満になると、すべてのポジションが強制決済となります。
追証には決済までに猶予はありますが、強制ロスカットには猶予がなく50%を下回った時点で執行されます。
追加入金の猶予も一切ないので、証拠金維持率は常に気にしておく必要があります。
価格がいくらになったら証拠金維持率が50%未満になるのかわからない、という方は【ビットコインFX】証拠金維持率の計算方法とツール|ロスカットにならない為にを合わせてご覧ください。
ツールを使うことで瞬時に証拠金維持率がわかります。
ツールは無料でエクセルでの操作なので誰でも簡単に使うことができます。ぜひお試しください。
以下の画像はツールの一部を切り取ったものです。
各取引所の追証・ロスカット基準も一目でわかるようになっています。
ツールを使い、証拠金維持率が強制ロスカット基準を下回らないようなポジションを持つようにしましょう。
以上、仮想通貨取引所の追証・強制ロスカット比較早見表でした。
- 【ビットコインFX】証拠金維持率の計算方法とツール|ロスカットにならない為に
