- 銀行系初のスマホ決済サービス『J-Coin Pay』
- 入金・出金・送金の手数料無料
- 個人間送金も無料(QRコード・SMS・LINEで利用可)
「J-Coin Pay(ジェイ コイン ペイ)」は、みずほ銀行が運営するスマホ決済サービスで、2020年3月1日に正式リリースされました。
銀行口座からウォレットに残高をチャージし、普段の買い物の支払いなどに利用可能。
リリースされたばかりなので加盟店はごく一部にとどまり、当面は個人間送金機能がメインとなりそうです。
現時点では牛丼の「松屋」を展開する松屋フーズや、ビックカメラといった家電量販店、JR東日本などが採用を検討しています。
目次
スマホ決済サービスJ-Coin Payとは

J-Coin Payは銀行口座を登録・連携し、スマホアプリ上で銀行口座からJ-Coin Pay残高をチャージすることで「お金を送る」・「お金を受け取る」・「支払いをする」ことができるスマホ決済サービスです。

- 初回は会員情報の登録が必要
- キャッシュカードでも紐付け可能
- 送金方法は4種類(QR・LINE・SMS・ID)
- 入金・出金・送金の手数料は無料
- 出金処理は銀行の営業時間のみ
- 家族や友達など個人間送金が可能
- クレジットカードと異なり、サービス利用に審査を必要としない
- 18歳以下の未成年でも利用可能
J-Coin Payに参画予定の金融機関

北海道
- 北海道銀行
- 北洋銀行
東北地方
- 青森銀行
- 山形銀行
- みちのく銀行
- 七十七銀行
- 秋田銀行
- 東邦銀行
- 北都銀行
- 北日本銀行
- 荘内銀行
- 福島銀行
関東地方
- 群馬銀行
- 新生銀行
- 足利銀行
- 東和銀行
- 常陽銀行
- 栃木銀行
- 筑波銀行
- みずほ信託銀行
- 千葉興業銀行
- 三井住友信託銀行
中部地方
- 第四銀行
- 大光銀行
- 北陸銀行
- 長野銀行
- 富山銀行
- 富山第一銀行
- 大垣共立銀行
- 名古屋銀行
- 十六銀行
- 第三銀行
- 三重銀行
近畿地方
- 滋賀銀行
- 京都銀行
- 池田泉州銀行
- 但馬銀行
中国地方
- 鳥取銀行
- 山陰合同銀行
- 中国銀行
- 広島銀行
- 山口銀行
- トマト銀行
- もみじ銀行
四国地方
- 阿波銀行
- 四国銀行
- 百十四銀行
- 愛媛銀行
- 伊予銀行
- 高知銀行
九州・沖縄地方
- 筑邦銀行
- 宮崎銀行
- 佐賀銀行
- 西日本シティ銀行
- 肥後銀行
- 北九州銀行
新たに21銀行と口座接続開始(3/27追記)
- みちのく
- 山陰合同
- 群馬
- 中国
- 千葉興業
- 広島
- 栃木、
- 山口
- 富山
- トマト
- 三重
- もみじ第
- 三
- 百十四
- 近畿
- 京都
- 伊予
- 四国
- 愛媛
- 肥後
- 西日本シティ
- 北九州銀行
参画金融機関に預金口座をお持ちのお客様は、『J-Coin Pay』のアプリをダウンロードした後、登録したい銀行を選択し、口座番号などの必要情報を入力・本人確認を行うことで、預金口座と『J-Coin Pay』を接続することができます。
今後さらに増えることが予想されます。
J-Coin Payの導入を検討している企業

小売店
- ウエルシア薬局株式会社(ドラッグストア)
- 株式会社大創産業(100円ショップ ダイソー)
- 株式会社トライアルカンパニー (スーパー)
- 株式会社ビックカメラ( 家電量販店)
- 株式会社ファミリーマート( コンビニ)
- 株式会社ヤマダ電機(家電量販店)
- 株式会社リーガルコーポレーション(靴屋)
食品・外食店
- 小泉グループ株式会社 (東天紅・アブカブ赤札etc)
- サッポロホールディングス株式会社(食品)
- 株式会社すかいらーくホールディングス (ファミレスetc)
- 日清食品ホールディングス株式会社(食品)
- 株式会社松屋フーズホールディングス(牛丼チェーン)
- 株式会社ライドオンエクスプレスホールディングス (銀のさら・釜寅etc)
- ロイヤルホールディングス株式会社(GATHERING TABLE PANTRY 馬喰町店)
サービス業等
- コスモ石油マーケティング株式会社 (ガソリンスタンド)
- 株式会社コンカー(経費精算・管理クラウド会社)
- 新日鉄興和不動産株式会社 (不動産)
- 株式会社立飛ホールディングス (不動産賃貸)
- 東京急行電鉄株式会社(鉄道・Pasmo)
- 東日本旅客鉄道株式会社 決済事業(鉄道・Suica)
- ヤマトフィナンシャル株式会社 (決済代行)
- JapanTaxi 株式会社(日本交通・帝都自動車交通など全国のタブレット設置タクシー会社)
J-Coin Payのメリット

手数料無料で銀行口座に残高を戻せる
スマホ決済サービスの弱点の1つである、チャージ残高を使い切るということが必要ありません。
J-Coin Payは普段使っている銀行口座からのチャージできるだけではなく、J-Coin Pay残高を手数料無料で銀行口座に戻せるというところが特徴です。
他のスマホ決済サービスでもチャージ残高を銀行口座に戻せるものもありますが、手数料が発生するなど利用しにくい部分があります。
個人間送金が便利
J-Coin PayはQRコード・SMS(電話番号)・LINEを利用して個人間送金が手軽にできます。
例えば友達にスマホ決済サービスで送金しようとする場合、送金先の友達も同じスマホ決済サービスを利用している必要があるので、場合によっては利用登録をしてもらう必要がありました。
そして受け取ったお金は手数料無料で銀行口座に戻すことができます。
LINE ID で送金

電話番号 (SMS) で送金

プッシュ通知で確認


※72時間以内に受け取らない場合は、キャンセルされて相手に戻ります。
銀行だから「100万円縛り」がない
銀行ならではの強みとして、他のスマホ決済に適用される資金決済法の”100万円縛り”がないため、企業の給与支払いや、企業の経費精算といったビジネス用途に活用できる点が挙げられます。
以上、みずほ銀行が運営するスマホ決済サービスJ-Coin Payについての解説でした。
JコインはAppStore、Google Playの両方でアプリ提供をしています。
- 銀行口座から銀行口座、自行・他行問わずに24時間365日いつでも送金可能な日本初のアプリケーション『マネータップ(MoneyTap)』
