GMOコインが取引所サービスを8月15日に開始する予定とのことです。
GMOコインは現在、「販売所」と「FX事業」を手掛けていますが、「取引所」の展開はしておりません。
取引所サービス開設に期待が高まっています。
9月5日、取引所サービス開始!
取扱通貨はビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ 、ライトコイン、リップル。
現物取引
- 1回の取引数量は最大で25BTC/回
- 1日の取引上限は100BTC
レバレッジ取引
- 最大10倍
- 1回の取引数量は最大で25BTC/回
- 1日の取引上限は1000BTC
目次
GMOコイン、取引所サービス開設の狙い
GMOインターネットの熊谷正寿グループ代表は、「仮想通貨事業がビジネスになるとの確信を深めた」と発言しています。
この発言の裏付けとして、マイニング事業と仮想通貨交換業とを合わせた仮想通貨事業が、わずか1年で、23年前に始めたネット金融事業の3分の1、ネットインフラ事業の10分の1の規模にまでなっていることを明かしました。
GMOコインの仮想通貨交換事業は「従来はFX事業に力を入れていたが、取引所の開設で収益力をさらに強化したい」と語っています。また口座数が順調に拡大していることも「手ごたえを感じている」とのこと。
取引所と販売所の違い
取引所とは
ユーザー同士での売買を行う場所のことを指します。
メリット
ユーザー同士で売買するので手数料が無料、もしくはかなり安く抑えることが可能になります。
デメリット
自分が「この値段で買いたい or 売りたい」って思った時に、買ってくれる人・売ってくれる人がいなければ取引が成立しない。
販売所とは
企業(GMOコイン)との売買を行う場所のことを指します。
メリット
自分が「この値段で買いたい or 売りたい」って思った時に企業が提示している金額で即時売買可能。
デメリット
GMOコインが保有している仮想通貨で売買を行う為、中間マージンが発生し手数料が取引所より高くなる傾向があります。

マイニング事業は赤字

マイニング事業が赤字となった理由は、マイニングしているビットコイン価格の低迷と、ハッシュレートの上昇によって、収益性が低減したためとしています。
マイニング事業については方針を転換すると表明しています。
マイニング事業の課題


同社が開発したマイニング装置の販売を最優先にし変更し、自社マイニングやクラウドマイニング事業の優先順位を下げることで、投資の抑制・早期回収を図る狙いがあります。
さらに、より安価な電力を調達することで電力コストを抑える計画がある模様です。
マイニング事業のスケジュール

外販メインへのシフトチェンジになる模様です。
GMOコインが取引所サービスを開始!FX事業と販売所の三つ巴・まとめ
東証一部上場のGMOインターネットグループが手がける「GMOコイン」は、今まで培ってきたノウハウにより、今後ますます発展してくだろうと考えられます。
取引所開設は多くのユーザーにとって待ち望んていたことなので、注目が集まることは間違いないでしょう。
