- 「Galaxy S10」の仮想通貨ウォレット対応銘柄は16通貨
- 大手携帯会社に仮想通貨関連機能が搭載される初めての事例
- 「Galaxy S10」はすでにアメリカで3月に店頭販売開始、「Galaxy S10 5G」は5月16日に発売予定。
大手携帯メーカーのサムスンが今年新しく発表している新型のGalaxy S10に搭載されているウォレットに追加される仮想通貨銘柄が16種類に達する事が新たに明らかになりました。
Galaxy S10に仮想通貨ウォレット機能を搭載することは、サムスンから2月に正式発表があり、その続報となります。
「Galaxy S10」に搭載されている仮想通貨ウォレットの種類は16銘柄
そもそも、Galaxy S10に搭載されている仮想通貨ウォレットの対応通貨が16種類だということが判明したのは、バイナンス社のCEO CZ氏が発言したツイッターです。
そのツイートが以下になります。
Humbled to see #BNB supported by the new Galaxy S10, one of the 16 coins supported by default! #UseBNB pic.twitter.com/fjdY5c00r0
— CZ Binance (@cz_binance) 2020年4月7日
同社が提供するネイティブ通貨バイナンスコイン(BNB)が「搭載される16銘柄の中の一つに選ばれたことを光栄に思う」とする発言と共に、一部の銘柄リストを示す画像を掲載しています。
CZ氏が掲載した内容によると、対応銘柄は16種類、画像からGalaxy S10への対応が明らかになった通貨は以下の通りになります。
- Binance coin(BNB)
- Pundi X(NPXS)
- OmiseGo(OMG)
- Populous(PPT)
- 0x(ZRX)
上記銘柄の共通点として見られるのは、イーサリアムブロックチェーン上で発行されたERC20トークンであるという点です。
なお、この他にもEthereum(ETH)やEnjin Coin(ENJ)、Cosmo Coin(COSM)がデモ画面上で搭載される予定である事がわかっています。
なお、CoinDesk Koreaの取材内容では、Bitcoin(BTC)の搭載に関してはデモ画面では写っているものの、実際に初期搭載されるのは、イーサリアムとERC20トークンであるとしていたため、今回の投稿内容通りであるともいえます。
少し注意点なのは、サムスンの新型S10に仮想通貨ウォレットが搭載されているのはアメリカ、カナダと韓国で販売されたものに限定されるということです。
ただ、大手携帯会社に仮想通貨関連機能が搭載される初めての事例となる為、仮想通貨決済の欠点になり得ていた一般人へのウォレットの普及面で大きな進展となり、仮想通貨の認知度や信頼度向上に繋がることになると考えられます。
今回搭載される事が明らかになったバイナンスコイン(BNB)は、2020年に入りバイナンスのIEOプラットフォームの成功などが大きな要因となり時価総額7位まで上昇を遂げた通貨でもあり、今もっとも注目度が高い通貨です。
Galaxy S10の普及と共に、バイナンスコインにも今後注目です。
バイナンスコインはバイナンス取引所で購入可能です。
