ノウハウ・初心者向け

【仮想通貨の税金対策】年内に一旦ポジションを解消すべき理由。翌年以降の税金が払えないなんてことも!

  • 税金対策:含み益・含み損に関わらず一旦ポジションを解消したほうがお得!
  • 今年のトータル損益が+20万円以下の方はあまり気にする必要なし。

毎年、年末になると税金対策の一環としてポジションの解消、いわゆる利確組が多数出てきます。

そのため、年末は相場が急変動する可能性が非常に高いです。

なぜ税金対策としてポジションを解消するのか? 解消するとなぜ得なのか? という解説をしていきます。

2017年12月の年末チャートの確認

bitbank日足チャート

まずは、2017年12月22日のチャートをご覧ください。高値と安値を比べると、1日で約66万円の価格変動がありました。

結果的にはこの日1日で約20万円ほど下落しています。

その後、12月31日までは下落傾向にあり、ちょうど1月1日を堺に上昇に転じています。

なぜこのような現象が起きたのか?

考えられる要因のひとつに税金対策としてのポジションの解消と買い戻しが考えられます。

ポジションの解消はなぜ必要? 理由は明白で仮想通貨は翌年への損失繰越ができないから

こより
こより
年内でポジションを解消する最大の要因となっているので、しっかり理解しておきましょう!

仮想通貨は「雑所得として取り扱う」と2017年4月1日に国税庁が発表しています。

雑所得の最大のデメリットは控除がなく、他所得と損益通算することができず、翌年への損失の繰越しができないことです。

つまり、仮想通貨で昨年1,000万円の損失があり、今年1,000万円の収益が合った場合の課税対象額は「1,000万円」となります。

株・FXであれば「3年間の繰越控除」という制度があり、3年間の損益を通算することで税金を低く抑えることができます。

損益を繰越しすることができない仮想通貨では、同年で収益を一旦確定する必要があります。確定した方が課税対象となる金額を低く抑えることができ、結果お得になります。

次は、具体的な例を挙げて説明していきます。

現在、含み益を抱えている人

現在のポジションで含み益を抱えているけど今年1年を通すと負けている人の場合。これ結構多いんじゃないでしょうか?

例えば、今年1年を通して-1,000万円だけど、今現在+500万円の含み益を抱えていたとします。

もしこのままポジションを解消(利確)せず、翌年以降に利確した場合、損失繰越ができず+500万円が課税対象となります。

ただし、同年でポジションを解消(利確)した場合は、赤字を利益と通算することで翌年支払う税金は一切かかりません。

結果、前者は翌年-500万の損失を抱えたまま+500万円分の税金を支払わければなりませんが、後者であれば-500万の損失だけ済みます。

こより
こより
1年を通して損失を抱えているのに、年をまたぐと税金を支払わければいけないなんておかしな話だね…
翌年のトレード損益を考慮しないことを想定しています。なので+500万円分の税金を支払うのは翌々年になります。

現在、含み損を抱えている人

現在のポジションで含み損を抱えているけど今年1年を通すと勝っている人の場合。

例えば、今年1年を通して+1,000万円だけど、今現在-500万円の含み損を抱えていたとします。

もしこのままポジションを解消(損切り)せず、翌年以降に損切りした場合、損失繰越ができず+1,000万円が課税対象となります。

ただし、同年でポジションを解消(損切り)した場合は、赤字を利益と通算することで翌年支払う税金は+500万円が課税対象となります。

結果、前者であれば翌年-500万円の含み損を抱えたまま+1,000万円分の税金を支払わければなりませんが、後者であれば+500万円分の税金を支払うだけで済みます。

こより
こより
損失繰越ができないということは、仮想通貨トレードをしている者にとって大きな痛手となります。しっかり覚えておきましょう!
翌年のトレード損益を考慮しないことを想定しています。なので+1,000万円分の税金を支払うのは翌々年になります。

結論

年末にポジションを解消した方がお得というは、同年内で利益を圧縮することで税金を少しでも減らし、手元に残るお金を増やすということです!

それでもポジションを解消したくないという方

ここまでの話でポジションを解消した方がお得だということはわかったけど、

  • せっかく含み益出てるし利確したくない
  • 含み損あるけど、プラ転しそう

そう思っている方、その気持すごくわかります!笑

でも解決方法は簡単です!

ポジションを持ち直せばいいだけのことです。

一旦ポジションを解消してしまえば、それまでの損益は今年中で通算できます。その後の損益は翌年に持ち越すことにはなりますが、やるとやらないとでは大きな差があります。

たった一瞬、ポジションを持ち直すだけで翌年の税金金額が大きく変わってきます。

仮想通貨の利益にかかる税金は鬼高い!

仮想通貨にかかる税金は、所得税・都道府県民税・市区町村民税の3種類です。

1月~12月の間に利確したトータル金額から原資を差し引いた金額が利益になります。

仮想通貨の利益 税率 控除額
195万円以下 5% 0円
195~330万円 10% 97,500円
330~695万円 20% 427,500円
695~900万円 23% 636,000円
900~1,800万円 33% 1,536,000円
1,800~4,000万円 40% 2,796,000円
4,000万円以上 45% 4,796,000円

給与が350万、仮想通貨による収益が50万円の場合、適用される税率は20%なので、

計算式

400万(利益) × 20%(税率) -427,500円(控除) = 372,500円

上記の例だと「372,500円」が税金になります。仮想通貨で50万円しか儲けていないのに、37万円もの税金を取られる形になります。

仮想通貨の利益は雑所得

仮想通貨の利益は雑所得扱いになるので、確定申告時は”総合課税”になります。

総合課税とは、他の所得と合算して計算する方法のこと。

そのため、サラリーマンなど給与を貰っている人は「給与+仮想通貨による利益」が課税の対象となります。

こより
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年内にポジションを一旦解消して、利益を圧縮して税金を少しでも減らすことをおすすめします!

2017年末に相場が荒れた理由

記事の冒頭でも少し触れましたが2017年12月22日、この日1日でBTC価格約66万円の変動がありました。

これは利確と買い戻しの攻防があったからだと思われます。

つまり、一斉に利確して価格は一時下落したけど、まだ上がると思っている人たちの買い戻しがあった為、下落一辺倒ではなく上昇もしています。

しかもこの時期は、日本による取引量が世界と比べて占める割合が大きかったので、かなり影響したんじゃないかな。

こより
こより
この時期はみんながまだまだ上昇すると思って信じてましたもんねw

以上、仮想通貨の税金対策として年内に一旦ポジションを解消すべき理由でした。

もし仮想通貨の損益計算や確定申告に困ったら税理士さんに相談しましょう。

知り合いに税理士なんていないし、仮想通貨に詳しい税理士さんを探すのは大変という方は、全国の仮想通貨税務に精通した税理士を紹介してくれる、Guardian(ガーディアン)がおすすめです。

何百万、何千万稼いでいる方、知らない間に脱税してたなんてことにならないように気をつけましょう!

ABOUT ME
こより
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投資家兼ブロガーです。 2017年5月に仮想通貨に出会い、同年10月末にブログを立ち上げました。 「わかりやすく・読みやすい」仮想通貨ブログを目指して運営しています! Twitterでは毎日情報発信しています!是非フォローして下さいね。 ➡こよりのプロフィールと当ブログ
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