- コインチェックの巨額流出事件の犯行グループは北朝鮮のハッキング組織Lazarus
- 国連が出した報告書には国内大手仮想通貨取引所である、Zaif(ザイフ)の名前も..
北朝鮮のサイバー攻撃で、世界における仮想通貨取引所での被害総額が約5億ドル(555億円相当)あったという報道に関して、国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会専門パネルが12日、正式に報告書を公表しました。
北朝鮮のサイバー攻撃に関する安保理の報告書を正式に公表

報告書で明かされた被害総額は、5億7100万ドル。
コインチェックの被害額が5億3400万ドルである点から、被害額のほとんどが、コインチェックのハッキング事件によるものであると判明。
今回の報告書で、北朝鮮の外貨獲得を目的としたサイバー攻撃の実態が初めて明らかになったことになります。
日テレNEWS24では、ニュースとして動画を挙げています。以下URLからご覧いただけます。
このニュースに対して1つ気になる点が…
わたしがこのニュースを見て、気になったのは安保理が出した報告書に記載されていた仮想通貨取引所の名前です。
報告書には世界各国の仮想通貨取引所の名前が記載されています。もちろんこの中にはコインチェックの名前もあります。
ただ、コインチェックの他にも日本の大手仮想通貨取引所の名前があったんです!!
このことについてTwitterで発信したところ反響があったので載せておきます。
てか、ちゃっかりザイフからも盗んでるじゃねーかww pic.twitter.com/odLFLuTdn0
— こより🌙 No crypto, no life (@vc_koyori) 2020年3月13日
そう!
報告書には、Zaif(ザイフ)の名前もあったんですww

報道ではコインチェックが取り上げられていますが、報告書をよく見るとコインチェックの他に、国内大手仮想通貨取引所であるZaif(ザイフ)の名前がありますww
ということは、Zaifも北朝鮮から攻撃を受けていた?ということになります。
ただ、これにはこんな指摘もあります。
その資料の元データはこちらになります。ご確認いただくとわかりますが、Zaifのハッキングに関しては同レポートにおいては、北朝鮮グループと見られているハッキング組織Lazarusかどうか「わからない」としています。
ご確認ください。https://t.co/VNcsGe0YCG pic.twitter.com/xpZ610jxKJ
— Yudai Suzuki (@9dai_5) 2020年3月13日
Zaifのハッキング事件は、北朝鮮グループと見られているハッキング組織Lazarusかどうか「わからない」とのことですね。
ん〜、ハッキング組織のLazarusの仕業かどうかわからないだけで、北朝鮮からの攻撃があったのは間違いないのかな??とも思います。
報告書にはしっかり載ってますからねww
それにしてもコインチェックのハッキング犯行グループが北朝鮮によるものと判明したこと自体、すごい進展だと思います。