- リップル(XRP)、カルダノ(ADA)、ネオ(NEO)、テゾス(XTZ)など31種類の仮想通貨の上場を検討
- コインベース(Coinbase)は、世界最大の仮想通貨取引所のひとつで、2,000万口座を有する
米国のコインベース取引所は、現地の銀行および規制当局と協力して、31種類の新しい仮想通貨の追加を検討すると発表しました。
注目すべき追加候補には、メイカー(MKR)、リップル(XRP)、イオス(EOS)などがあります。
これまで、幾度となくコインベースへのリップル(XRP)上場の噂がありましたが、ことごとく噂に終わっており、上場には至っていません。
ただ、最近ではカストディサービスにXRPを正式に追加したことで再びコインベース上場への期待感が高まっており、そんな中でのXRP上場の検討は、さらに期待を加速させるニュースとなります。
コインベース(Coinbase)への上場を検討している仮想通貨はXRP含め31種類

アメリカで最も人気が高くフィアット(法定通貨)で取引できるコインベースへの上場を期待する投資家は多く、上場する・しないというニュースに敏感になっています。
上記の内、すでにCVC、DNT、LOOM、MANAの4通貨は上場を果たしました。残り27通貨となります。
CVC, DNT, LOOM and MANA order books will soon enter transfer-only mode. We will accept inbound transfers of these assets, but traders cannot place orders and no orders will be filled. Order books will be in transfer-only mode for a minimum of 48 hours. https://t.co/drhrNCKQOG
— Coinbase Pro (@CoinbasePro) 2018年12月7日
ただ、コインベースによれば、検討している仮想通貨を上場させるには、十分な模索作業が必要としており、現段階では検討されているすべての仮想通貨の上場を保証するものではないと留意しています。
さらに、コインベースは、一部の仮想通貨は売買する顧客向けにのみサポートされ、サードパーティのウォレットを使用した外部送金に対応しない可能性がある事を付け加えています。
コインベース(Coinbase)で取り扱っている仮想通貨

コインベースでは以下の13種類の仮想通貨を取り扱っています。
- ビットコイン(Bitcoin/BTC)
- ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)
- イーサリアム(Ethereum/ETH)
- ライトコイン(LiteCoin/LTC)
- イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)
- ジーキャッシュ(ZEC)
- 0x(ZRX)
- Decentraland(MANA)
- DistrictOx(DNT)
- Loom Network(LOOM)
- Civic(CVC)
- USDC
- BAT
つい半年くらい前までは、上の4種類のみしか取り扱っていませんでしたが、ここ最近では上場させる通貨を増やしているようです。
それでも他の海外取引所と比べると少ないほうではあります。上場させる仮想通貨を厳選しているという印象です。
規制に準拠するコインベース(Coinbase)
コインベース(Coinbase)はサンフランシスコに本社を置き、米国の各州の規制に完全に準拠しているとされています。
公式サイトによると、ニューヨーク州の「Money Transmitter License(送金事業者」、「仮想通貨ライセンス」を始め、膨大な数のライセンスが公開されています。
9月にコインベースは、上場審査プロセスの見直しを発表しており、各州の規制管轄に準拠した上で、多様な資産が提供されるようになると述べています。
つまり、一部の仮想通貨は現地の規制が明示的に禁止しているか、合法性が不明確な場所では取引しない方針ということになります。
以上が、コインベースについての新しい動きでした!


参考:Coinbase continues to explore support for new digital assets