国内大手取引所bitbankが、2020年4月1日時点での20歳未満のユーザーを対象に、サービスの提供を終了するとのこと。
利用規約が改定され、未成年者へのサービス提供終了に至ったようです。
この記事では、対象者の今後の対応策と、未成年者が利用できる取引所と利用できない取引所について詳しく紹介していきます。
2020年4月1日時点で20歳未満が対象。

国内大手取引所「ビットバンク(bitbank)が、2020年4月1日を堺に未成年者(20歳未満)に対してサービスを終了するということが明らかになりました。
現在、アカウントを持っていて2020年4月1日時点で未成年者の場合は、そのアカウントでは取引できなくなるのでご注意ください。
ただし、日本円の出金・仮想通貨の引き出しは可能とのことなので、注意したいのはその時点でのポジションがどうなるのかということです。強制決済になる可能性が十分考えられるので、早めの対応が必要です。
ビットバンク公式ツイッターやブログでの発表はなく、20歳未満の方へ個別に連絡があったと思われます。
未成年者でも口座開設できる取引所はどこ?
金融庁からの登録許可が降りていて安心して利用できる、仮想通貨登録業者の中から紹介します。

未成年の口座開設不可 | 未成年の口座開設可 |
---|---|
ビットバンク(2020年4月〜) | ビットフライヤー |
GMOコイン (満20歳以上) | Zaif |
ビットトレード (満20歳以上) | BTCボックス |
QUOINE (満20歳以上) | フィスコ仮想通貨取引所 |
DMM Bitcoin (満20歳以上) | ー |
ビットポイント (満20歳以上) | ー |
未成年者が利用できる取引所の中で、わたしがおすすめするのはビットフライヤーとZaifの2社です。
ただし9月現在、ビットフライヤーは新規ユーザーの受付を一時停止をしている為、Zaifの口座開設をおすすめします。(※Zaifも9/28付けで新規ユーザーの受付を停止しています)
すでにビットフライヤーの口座を開設している方は、そのままビットフライヤーに乗り換えてもいいですし、これを機会にZaifを開設してみても良いかもしれませんね。
未成年者の仮想通貨口座開設に必要な書類
未成年者の方が仮想通貨取引の口座を開設する為には次の3つの書類が必要となります。
- 本人確認書類(運転免許証・健康保険証・住民票など)
- 親権者同意書
- 親権者との続柄がわかる証明書類
ここではZaifを例に説明していきます。
親権者の同意書
親権者とは基本的に保護者のことを指します。
同意書はZaifの申し込みページからダウンロードすることができます。

未成年者の氏名は必ず未成年者本人が記入すること。
保護者が二人いる場合は、二人の住所氏名を記入し押印してください。
保護者が一人の場合は一人のみの記入で大丈夫ですが、本人と親権者の続柄がわかる証明書類に親権者が一人しか記載されていない場合に限ります。
親権者との続柄がわかる証明書類
親権者との続柄がわかる証明書類として、次のうち1点が必要となります。
- 住民票
- 戸籍謄本
- 健康保険証
- 母子手帳
次の3点を確認してください。
- 続柄が必ず記載されている証明書類であること。
- 住所及び親権者の氏名が親権者同意書の記載内容と同じであること。
- 未成年者本人の氏名、住所が同意書及び本人確認書類と同じであること。
必要書類はアップロードか郵送
必要な種類はすべてホームページ上からアップロードできるので、アップロードをおすすめします。
もし郵送で送る場合の本人確認書類(運転免許証など)は、もちろん写し(コピー)で大丈夫です。

