- シンガポールで法定通貨対応の「Binance Singapore」設立
- BTC/SGD(シンガポールドル)通貨ペア提供
大手仮想通貨取引所BINANCE(バイナンス)が、シンガポールで「Binance Singapore」を立ち上げを開始しました。
現在のところ、同取引所ではシンガポールドル(SGD)とビットコイン(Bitcoin/BTC)の通貨ペアのみが提供されています。
Binance Singapore(バイナンス・シンガポール)公開

BINANCE(バイナンス)がシンガポールで新しく立ち上げた仮想通貨取引プラットフォーム「Binance Singapore(バイナンス・シンガポール)」は、法定通貨「シンガポールドル(SGD)」と交換することができる仮想通貨取引所です。
同社は、現地の決済プロバイダーである「Xfers」との提携を通じてシンガポールドル(SGD)を導入しており、現在交換可能な仮想通貨はビットコイン(BTC)のみとなっています。
同社にとって、三番目となる法定通貨建ての仮想通貨取引所となります。
「法定通貨対応の仮想通貨取引所」今後も拡大予定
現在までにBINANCE(バイナンス)は、以下の3つの法定通貨建ての仮想通貨取引所を立ち上げています。
- アフリカ「Binance Uganda(バイナンス・ウガンダ)
- 英国領「Binance Jersey(バイナンス・ジャージー)」
- アジア圏「Binance Singapore(バイナンス・シンガポール)」New!
バイナンスのCEOであるCZ氏は以前から、「2020年9月ごろまでに5~10の法定通貨建て仮想通貨取引所を開設し、大陸ごとに約2つの取引所を設置したい。」と発言するなど、仮想通貨業界の拡大、普及に向け、複数取引所の開設を目標に掲げています。
同氏は米国進出の可能性も示唆していますが、日本や香港より基準が高い米政府の審査を通る必要となります。
ただ、米国での仮想通貨事業が認可されれば、より一層バイナンスへの評価は高いものとなるでしょう。
バイナンスが米国においてどのようなサービスを提供するのかに注目です。
その他の設立場所としては「アルゼンチン/トルコ/リヒテンシュタイン/ロシア/韓国」などが検討されているとも報じられています。
最近では、独自のブロックチェーンである「Binanace Chain(バイナンス・チェーン)」や、分散型取引所「Bianace DEX」なども立ち上げ、取引所独自のBNBトークンが過去最高値を更新するなど、話題に事欠かないバイナンス。
今後の発展・拡大にさらなる期待が持てます。
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