ビットコインキャッシュ(BCH)は、11月15日にハードフォークを予定しています。
今回のハードフォークに伴い、ビットコインキャッシュ(BCH)が分裂した場合、新たにビットコインキャッシュ・サトシ・ビジョン(BSV)が誕生します。
各取引所毎に、ビットコインキャッシュ・サトシ・ビジョン(BSV)が誕生した場合に備え、ユーザーに付与するか、しないかのアナウンスを出しています。
気になるのは、どこの取引所でビットコインキャッシュのハードフォークコインが貰えるのか?というところだと思います。
この記事は「どこの取引所が付与して、どこの取引所が付与しないのか」をまとめたものになります。
海外取引所
Binance(バイナンス) | 付与有り・ソース |
OKEx(オーケーイーエックス) | 付与有り・ソース |
coinbase(コインベース) | 付与有り・ソース |
Poloniex(ポロニエックス) | 付与有り・ソース |
Kucoin(クーコイン) | 付与有り・ソース |
Bitasiaex | 付与有り・ソース |
CoinEx(コインイーエックス) | 付与有り・ソース |
国内取引所
bitbank(ビットバンク) | 付与未定・ソース |
bitFlyer(ビットフライヤー) |
付与未定・ソース |
coincheck(コインチェック) | 付与未定・ソース |
BITPoint(ビットポイント) |
付与未定・ソース |
Zaif(ザイフ) | 付与未定・ソース |
GMOコイン | 付与未定・ソース |
SBIバーチャルカレンシーズ | 付与有り・ソース |
BTCBOX | 付与有り・メール |
Liquid by Quoine | 付与有り・ソース |
ビットバンク、ビットフライヤー、コインチェック、ビットポイント、ザイフはハードフォークに関する発表は出していますが、付与するとは明言しておりません。取扱についても未定です。
その中でも、ビットバンク、ビットフライヤー、ザイフに関しては、11月16日01時40分時点でユーザーが保有しているBCHのスナップショットを撮ると記載があります。
これは、もし付与するとなった場合に11月16日01時40分時点でのBCHの保有数を確認するためのものと思われます。
コインチェックに関しては、10月29日に利用規約が改正され「ハードフォーク等により新たな仮想通貨が生じた場合であっても、登録ユーザーは、当社に対して、新たな仮想通貨の付与やその取扱いを請求できないものとする」となっています。
よって、コインチェックは付与しないものと思われます。
SBIバーチャルカレンシーズ・Liquid by Quoineに関しては、付与すると発表はしているものの、新通貨の開発状況などを見てからウォレットでの新通貨の表示や送受信の機能をどうするか決めるとしています。
なので、付与されたからといって売買・出金できるのかというと、そういうわけではありません。
さらにSBIバーチャルカレンシーズに関しては現在、仮想通貨の入出金サービスを行っていない為、そもそもSBIバーチャルカレンシーズにBCHを送る事はできません。

BTCBOXに関しては、メールにて確認が取れました。他媒体での告知が見当たらず申し訳ありません。内容としては、付与する方針ですが市況や新通貨のセキュリティ等により付与できない場合がありますとのことです。BTCBOX公式サイト
ウォレット
Ginco(ギンコ) | 付与有り(※1)・ソース |
TREZOR(トレザー) | 付与有り・ソース |
レジャーナノS | 付与言未定・ソース |
Yenom |
付与有り(※1)・ソース |
各種ウォレットでもビットコインキャッシュのハードフォークに対応すると発表しています。
発表によると、新通貨の開発状況などを見てからウォレットでの新通貨の表示や送受信の機能をどうするか決めるとしています。
新通貨の表示はまだ対応未定になっていて、新通貨専用ウォレットが出来た場合は、後にBCHの秘密鍵で新通貨を移行しなけれなりません。
なので、Ginco・YenomにBCHを預けておけば新通貨を受け取る事ができますが、新通貨のウォレットができてからでないと、残高照会や送受信の操作を行うことができないの注意が必要です。
TREZOR(トレザー)に関しては、ユーザー自信の判断で新通貨、及びチェーンを選択する必要があります。
まとめ・預けるなら「バイナンス」か「トレザー」
ビットコインキャッシュ・サトシ・ビジョン(BSV)が付与される取引所やウォレットを紹介しましたが、結局どこがいいのか?
取引所なら『バイナンス』・ウォレットなら『トレザー』です。
BSVを受け取るなら上記2箇所でのBCH保管がおすすめです。
バイナンスは世界最大級の取引所でもあり、過去にもフォークコインを付与してきた実績があるので安心して預けられる取引所です。
バイナンスは5分もあれば登録できるので、まだ登録してない方は今のうちに済ませておきましょう。
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ハードフォーク直前の入金・出金は避けた方が安全(取引所によっては一時入出金停止)なので、13日〜15日までには移しておくことをおすすめします。
BSV(ビットコイン・サトシ・ビジョン)は必ず付与される
この記事では、ビットコインキャッシュ(BCH)のハードフォークにより、ビットコインキャッシュ・サトシ・ビジョン(BSV)が誕生した場合、どこの取引所なら付与されるのか?ということをまとめていますが、厳密に言えばどこに預けていてもBSVは付与されます。
技術的なことは詳しく書きませんが、BCHのハードフォークの仕様上、分岐した時点でBSVがBCHと同枚数、ウォレットに存在することになります。
重要なのは、BSVの「売買」ができるかどうか、ということです。
BSVは必ず付与されるはずなのに、なぜ取引所は「付与については未定」とアナウンスしているのか?
これはユーザーにわかりやすくするためです。
「付与はするけど、実際にBSVの売買・出金はできるかはわかりません」というアナウンスだと、「とりあえず付与されるなら、ここの取引所に置いておこう」という考えの人が少なからず出てきます。
でも蓋をあけてみたら、売買も出金もできない…。結局いつまで経ってもBSVという通貨がないものとして扱われてしまうことになります。
こうなると、「付与するって言ってたよね?」ということになりかねません。それを防ぐ為にも、最初から「付与については未定」とアナウンスしておいた方が、取引所としては都合がいいです。
もちろん取引所によっては「付与するけど、実際にBSVを売買・出金できるかはわかりません」というアナウンスを出している所もあります。
各取引所のアナウンスが統一されていないため、余計に混乱を招いている事態になっているのは確かです。
- 新通貨(BSV)が誕生した場合、どこの取引所・ウォレットでもBSVは付与される。(ただし、付与=サポート(売買可能)というわけではない)
- 国内取引所ではBSVの「売買」をアナウンスしている取引所は1つもない。
- BSVの「売買」をアナウンスしているのは海外取引所のバイナンスやOKEx。
わたしがこの記事で、BSV付与目的でBCHの保管をするならバイナンスをおすすめしているのは上記理由からです。
国内取引所では、BSVの「売買・出金」が行なわれない可能性が高いです。もしできるとしても何週間・何ヶ月先のことになると思います。
バイナンスにおいては、BSVの「売買」を行うとアナウンスしているため、BSVをすぐに売買したいという方はにはバイナンスがおすすめです。
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