日本国内のコンビニでビットコインキャッシュ(BCH)決済が可能になると「ビットコインの神(ビットコイン・ジーザス)」として知られるロジャー・バー氏が発言したことが大きな話題を呼びました。
最初に「コンビニでビットコインキャッシュ決済が可能になる」と発言したのは、日本時間6月2日に公開されたYoutube内のBitcoin.com公式チャンネルの動画が始まりです。
『どこのコンビニ(セブン/ファミマ/ローソン)なのか?』『いつ導入されるのか?』と言った声が数多くあります。
8月19日に新たに更新されたBitcoin.com公式チャンネルの動画では、『10,000以上ある日本のコンビニに来るぞ!もうすぐだ!』とロジャー・バー氏は言及しています。
年内に発表があるのではないかと言われていますが、執筆現在未だ発表はありません..。
目次
スマートフォンを活用したバーコード決済開始
大手コンビニエンスストアのひとつであるファミリーマートにおいて、2018年11月よりQRコード決済が利用可能になるようです。
全国のファミリーマート全店舗での開始は、2018年12月4日(火)を予定。
ファミマが公式リリースにて発表しました(引用はこちら)
株式会社ファミリーマート(所在地:東京都豊島区、代表取締役社長:澤田 貴司、以下「ファミリーマート」)は、2018年11月より、スマートフォンの画面上に電子バーコードを表示させ、レジで決済が出来るバーコード決済サービス「d払い®」、「LINE Pay」、「PayPay」および、「楽天ペイ(アプリ決済)」をファミリーマートの一部店舗より順次開始いたします。
全国のファミリーマート全店舗(※1)での開始は、2018年12月4日(火)となります。
ファミマのQRコード決済導入について

使えるQRコード決済一覧
今回ファミマに導入されるQRコード決済については下記の通りです。
- 楽天ペイ…楽天系
- LINE Pay…LINE系
- d払い…NTTドコモ系
- PayPay…Yahoo系
残念ながらOrigamiペイやPring(プリン)などのQRコード決済は未対応となっています。
一部店舗で11月から、全国店舗は12月から利用可能に
早い店舗では11月からファミマでQRコード決済が利用可能になります。
店舗によって導入時期はバラバラになりますが、すべての店舗にQRコード決済が導入されるのは2018年12月4日を予定しています。
- 2018年11月:一部店舗にのみ導入
- 2018年12月4日:全店舗に導入
海外向けにAlipayやWeChatペイにも対応

ファミマにおける今回のQRコード決済導入では、日本国内向けのQRコード決済だけでなく、中国で広く普及しているAlipayやWeChatペイの導入も行なわれる予定となっています。(WeChatペイ導入は日本のコンビニとして初)
2020年1月下旬を目途に、「Alipay(支付宝)」と「WeChat Pay(微信支付)」の取扱いを開始します。
(中略)ファミリーマートは、2016年8月より「Alipay(支付宝)」を170店舗で、更に、2018年2月より「WeChat Pay(微信支付)」を98店舗で先行導入してまいりました。
今回、訪日外国人観光客の更なる利便性向上のため、多くの中国人観光客の訪日が見込まれる中国の大型連休「春節」(旧正月、2020年は2月2日~2月10日)に合わせ、全店舗で導入いたします。
海外利用者に向けたAlipayやWeChatペイ導入が、日本国内のコンビニおける『BCH決済』がファミリーマートになるんじゃないかと思った決定打になります!
やはり、仮想通貨決済(BCH決済)を普及・利用してもらおうと思ったら国内利用者だけをターゲットにしていては現状では難しいと思われます。
なので、海外利用者に向けたAlipayやWeChatペイ導入は大きな意味を持つと考えます。
ビットコインキャッシュ(BCH)の『コンビニ決済』はファミマで決まり!?まとめ
他にも、海外での動きに目を向けて見ると、台湾のファミリーマートでは今年3月から既にブロックチェーン導入実験を行っており、仮想通貨決済の布石では無いかと噂されています。
さらに、台湾ファミマでは2年前から既にビットコイン決済が可能になっています。(※ただしQRコード決済ではなく、ファミポート端末のお支払い)
このように、『ファミリーマート×最新テクノロジー×仮想通貨』は何かと根深いものがあります。
もちろん、BCH決済がローソンだったりセブンイレブンだったりする可能性は十分あるし、もしかしたら3社すべてに導入される可能性だってあると思います。いやあって欲しいですね。
以上、ビットコインキャッシュ(BCH)の『コンビニ決済』がファミマだとう思う理由でした!